haruca の 動作設定 †
harucaのインストールと有効化 †
- 有効化
Configuration -> Plugin Management を選択。
Actionの下矢印(↓)選択してから、隣の右矢印(→)ボタンを選択すると画面上部のタブにharucaタブが出現します。
- 権限設定
Utilities -> User Management の、設定するユーザを選択。
下部のRealm Permissionsから必要な権限にチェックを入れ設定する。
Plugin haruca configure : 設定変更メニュー表示
Plugin haruca view : 情報表示メニュー表示
- 正常にインストールされたかどうかの確認
この画面が表示される場合はharuca.pmのシンボリックリンクがないので表示の指示に従う。
harucaタブをクリックして、初期画面が表示されれば正常にインストールが完了している。
機器カテゴリの登録 †
- Management -> Category を選択
- カテゴリで分類するため、必要な項目を埋める
Name:識別するための名前
Method:ログイン方法を選択(現状はtelnetのみ対応)
prepare_cmd:ログイン後に実施するコマンドを入力(CiscoIOSであればterminal length 0など)
uid_prompt:ユーザ名を聞いてくるプロンプト(CiscoIOSであればUsername:)
username:ログインユーザ名
pwd_prompt:パスワードを聞いているプロンプト(CiscoIOSであればPassword:)
vtypass:ログインパスワード
enable_cmd:特権モードになるためのコマンド(CiscoIOSであればenable)
en_prompt:特権モードパスワードを聞いてくるプロンプト(CiscoIOSであればPassword:)
enable:特権モードパスワード
- デフォルトで設定されるログ
SNMPONLY:デフォルトから変更不可能。telnetアクセスができない端末が対象です。
- 既存カテゴリは必要項目を変更してupdateボタンをクリック。
- 新規カテゴリは必要項目を入力してinsertボタンをクリック。
- カテゴリ削除は削除したいカテゴリ名を選択してremoveボタンをクリック。
- uid_prompt,username,enable_cmd,en_prompt,enableは未入力でも動作可能。
ただし、特権モードが必要なログなどの取得が不可能になります。
拠点情報の登録(任意) †
- Management -> Office を選択
- 拠点情報を登録
Name:拠点名
Address:拠点住所
- デフォルトで設定されるログ
NODATA:デフォルトから変更不可能。なにも情報がない場合はこれが選択されます。
- 既存拠点は必要項目を変更してupdateボタンをクリック。
- 新規拠点は必要項目を入力してinsertボタンをクリック。
- 拠点削除は削除したいカテゴリ名を選択してremoveボタンをクリック。
機器ごとのカテゴリ選択 †
- Management -> Host を選択
- 各機器のカテゴリを登録した一覧から選択する
Category:登録されたカテゴリをプルダウンから選択
Office:登録された拠点をプルダウンから選択
- デフォルトで設定されるカテゴリ
SNMPONLY:初期登録時はこれが選択されているので、適宜変更する。
- 必要な情報を選択しupdateをクリック。
- 選択したカテゴリにパスワードが設定されていればgetボタンをクリック。
CiscoIOS機器であれば、telnetでログインし、show versionの結果からモデル、IOSバージョン、シリアル番号を取得する。
ログ種別の設定 †
- Management -> LogType? を選択
- 取得ログの選択
取得したいログにチェックを入れる。
取得ログは任意に設定可能なので、必要項目を入力
LogName?:識別名(任意で可)
Command:実際に入力するコマンド
DiffCheck?:ログ一覧表示で変更時のみの世代交代とする
IgnoreStrings?:DiffCheck?時にチェックから除く文字列を指定する
Cycle:何日間(何世代)保存するか
カテゴリ名:カテゴリ登録で登録したカテゴリごとにログ取得の有効/無効を選択する
- デフォルトで設定されるログ
start:show startup-configのこと
run:show running-configのこと
logging:show loggingのこと
inter:show interfacesのこと
tech:show tech-supportのこと
- 既存ログ種別は必要項目を変更してupdateボタンをクリック。
- 新規ログ種別は必要項目を入力してinsertボタンをクリック。
- 拠点ログ種別は削除したいログ名を選択してremoveボタンをクリック。
トラップ種別の設定 †
- Management -> TrapType? を選択
- トラップの登録、修正、削除
他の項目と同様に、登録、修正、削除が可能
トラップOIDがわかれば手動登録も可能
OID:トラップOID
Name:識別文字列
TargetOID:トラップ一覧画面に表示するOID
SummaryOID:トラップ一覧画面に表示するOID
Available:トラップ一覧への表示可否
AlertMail?:トラップ発生時のアラートメールの送信可否
- デフォルトで設定されるログ
PingFail?:Pingが2回連続で失敗すると発生
PingSuccess?:PingFail?後にPingが1回でも成功すると発生
ColdStart?:電源断/入力によるリスタート時に発生
WarmStart?:ソフトウェアリセットなどによるリスタート時に発生
LinkDown?:リンクダウン時に発生
LinkUp?:リンクアップ時に発生
TelnetLogin?:telnet接続後、切断時に発生
- 既存トラップ種別は必要項目を変更してupdateボタンをクリック。
- 新規トラップ種別は必要項目を入力してinsertボタンをクリック。
- 拠点トラップ種別は削除したいトラップ名を選択してremoveボタンをクリック。
その他の設定 †
- Management -> OtherConfigurations? を選択
- その他の設定項目を入力
lastupdate_period:コンフィグの最終更新日時を選択
proc_per_thread:ログ取得時の1スレッドあたりの同時取得ホスト数
alert_smtp_server:アラートメールを送信するSMTPサーバ(パスワード認証非対応)
alert_email_to_address:メール送信先
alert_email_from_name:メール送信元名
alert_email_from_address:メール送信元アドレス
alert_ipmsg_address:アラートを送信するIPMessengerのIPアドレス(カンマ区切りで複数入力可)
alert_ipmsg_port:IPMessengerの待ち受けポート(通常は2425)
設定のエクスポート/インポート †
- Management -> Export/Import を選択
- エクスポート
Exportをクリックするとharuca関連の設定がすべてエクスポートされる。
テキストファイルでダウンロード可能
エクスポートしたいその他の項目にチェックを入れるとコンフィグやトラップの履歴、RTTもエクスポートされる。
- インポート
参照ボタンからエクスポートしておいたファイルを指定し、importボタンをクリックするとharuca関連の設定がインポートされる。
インポートはすべて上書きとなります。
設定の初期化 †
- Management -> ResetConfigurations? を選択
- 設定の初期化
OKをクリックするとharuca関連の設定が初期化されます。
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